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栃木県立高校 学区見直し再開 撤廃か一部変更か /栃木
県教委は今年度、2006年から中断していた県立高校の通学区域(学区)の見直しを、再開する方針を決めた。「学区撤廃」の動きが全国的に広がる中、学校間の競争を促して各校の特色化を進める狙いがある。一方、一部の人気校への志願の集中や地域間格差の拡大を懸念する声も根強い。学区改革の背景と課題を探った。(勝俣智子)
■2年間の先送り
現行の7学区制は1993年から続いている。県教委は、05年度から10か年の「県立高校再編基本計画」(04年3月策定)で、学区について「生徒の選択肢を拡充する観点から見直しを進める」と明記。04年度から約2年にわたって有識者会議で検討したが、06年1月の提言では「当面は現行制度を維持」とされた。
ただ、提言は「高校再編前期(09年度まで)の後半をめどに改めて検討するのが望ましい」と併記。県教委も「再編で各校の個性化が進み、学校選択に柔軟性が必要」と判断し、今回、「学区制度等検討委員会」(仮称)を新たに設け、改革に向けて議論を再開する。
■賛否両論
見直しでは、学区撤廃か、学区外からの受け入れ枠拡大などの一部変更にとどめるのかが焦点になる。現在、工業系などの専門学科は、県内どこからでも受験できる全県1区。一方、普通科と総合学科は、学区外入学が募集定員の25%以内に限定されている。
今年度入試で20%超の学区外志願者を集めたのは、宇都宮女子など一部の進学校だった。だが、県高校教職員組合の島田謙執行委員長は「(学区が撤廃されれば)宇都宮市内への一極集中や受験激化を招き、地方の学級減が進む可能性もある。地域性や交通事情なども考慮した慎重な検討が必要」と指摘する。
これに対し、学習塾「開倫塾」(足利市)の林明夫塾長は「生徒の選択肢を広げ、平等に受験機会を与えてほしい」として学区撤廃に期待。安足学区(足利市、佐野市)を中心にレベルの高い学校を求めて生徒が県外に流れている現状があり、「遠くても魅力ある学校に生徒は集う。学区廃止で競争を促進し、選ばれる高校作りを進めるべきだ」としている。
県立高校関係者にも、こうした意見に賛同する声は多い。県北のある高校長は「少子化の中、どの学校も生き残りをかけた取り組みが不可欠。学区改革は県立高の活性化につながる」と話している。
(読売新聞 2008年5月8日)
栃木県教育委員会は2008年度、2006年から中断していた県立高校の通学区域(学区)の見直しを、再開する方針を決めたとのことです。
公立高校の入試で普通科を受験する場合は、学区という通学区域というものがあって、自分の住んでいる区市町村が属する高校しか原則的に受験できませんでした。
しかし、2003年度に東京都と和歌山県で公立高校の学区が撤廃されてから、全国の自治体で学区撤廃の機運が盛り上がり2004年度からは三重県と福井県が、2005年度からは神奈川県など全国に広がっています。
大阪府の公立高校の普通科が、これまでの9学区制から4学区制へと学区改編されて2年目なるなど学区を少なくする試みもあります。
学区の撤廃の是非については賛否両論いろんな見解がありますが、栃木県でも学区撤廃が再熱しこれからの動向が気になりますね。
2009年度、2010年度に公立高校を受験する現在中学2・3年生の方は影響なさそうですから、気にせずに志望校合格目指して頑張ってください。
1年生の方はちょっぴり気にする必要があるかもしれません。
高校偏差値を知りたい方は、時々「高校偏差値-偏差値最新情報」のぞいてみてくださいね。




