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2008年全国学力テスト、理由考えさせる出題増える
全国の小学6年生と中学3年生を対象に22日実施された「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)。昨年に引き続き2回目となった今年も、約232万人が国語、算数・数学の2科目で「知識」(A)と「活用」(B)のそれぞれ2種類のテストに挑んだ。
昨年に引き続き2回目となった今年も、約232万人が国語、算数・数学の2科目で「知識」(A)と「活用」(B)のそれぞれ2種類のテストに挑んだ。
昨年と比較すると、思考力や表現力を試すため、子供に理由を考えて書かせる問題が数多く出題され、専門家からは「こうした試験に対応するには、少人数教育などの授業改革がより一層求められている」との声があがっている。
理由考え、書かせる問題が増える
「活用」は、身近な生活に知識を生かす力を試すテスト。解答を選ばせる選択式は小学校の国語Bが12問中2問、算数Bでは13問中5問で、中学校でも国語Bが10問中6問、数学Bは15問中5問にとどまるなど、何らかの解答を考えて書かせる設問が多かった。
「昨年よりも書かせる量が全体的に増えた。時間内に問題を終えられなかった子供も少なくないのでは」
大手進学塾「栄光ゼミナール」もそう分析する。
典型的だったのは、小学校の算数Bで出題された米の生産額を尋ねる問題。2種類のグラフを読ませたうえ、「米の割合が60%から40%に減っているから米の生産額も減っている」という考え方が正しいかどうかと、その理由を尋ねた。
小学5年で学ぶ百分率などの「割合」はイメージがつかみにくく、算数でつまずく一因。米の生産額を導くには60%と40%を単純に比較するのではなく、全体の農業生産額にそれぞれ割合を掛けて計算しなくてはならない
「活用」では同じように理由を書かせる問題が、小中で計7問出題された。
中学校の国語Bでも「全然」の使い方について「あとに打ち消しの否定表現がくる」という国語辞典の説明と、「『全然明るい』と言うことがある」という若者の回答が多数を占めた世論調査のグラフを見せたうえで、「全然明るい」という表現をしてもいいと思うかどうかを考えさせ、そう思う理由も答えさせた。
学力レベル向上へ、きめ細かい指導が大切
これらの問題は経済協力開発機構(OECD)の国際学習到達度調査(PISA)が求める学力とも通じており、大手予備校の河合塾は「国際的に通用する学力をつけさせようとする国の意図がみえる。ただ、こうした学力を身につけさせるには、きめ細かい指導が大切で、教員の定数増や少人数学級などが必要になる」と指摘している。
(2008年4月23日 読売新聞)
この記事の通り、全国学力テストが2008年4月22日、小学6年生と中学3年生を対象に実施されました。
公立では愛知県犬山市の十四校が不参加。私立の参加は昨年より約8ポイント少ない53%でした。
全国学力テストについてはいろんな理由から賛否両論あります。この点については教育者の人達に考えてもらうとして、実際にチャレンジした結果はどうでしたか?
思考力や表現力を試すため、理由を考えて書く問題が多かったのでチョッピリ苦戦したでしょうか。
◆2008年全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の問題と答えを知りたい方は、『文部科学省ホームページ』の中の 「平成20年度全国学力・学習状況調査の調査問題・正答例・解説資料について」 で確認できます。
自分で答え合わせしてみてくださいね。




