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日本の中学生はテレビ漬け

日本の中学生の視聴時間、46カ国・地域で最長−−IEA調査

日本の中学生はテレビ漬け。国際教育到達度評価学会(IEA=本部アムステルダム)が実施した03年国際数学・理科教育動向調査によると、中学2年生がテレビやビデオに費やすのは1日2・7時間。調査した46カ国・地域中最多で、平均より0・8時間多い。

 宿題をする時間は1日1時間と最も少なく、家の手伝いは0・6時間にすぎない。テレビの影響で、宿題や手伝いがおろそかになっている。

 テレビなどを長時間見る子は、友達への共感が薄いという調査もある。NPO法人「子どもとメディア」(福岡市)は、テレビやゲーム、携帯電話などのメディアと1日に6時間以上接する小学生と、全く接しない小学生のグループを比べ、影響を調べた。

 全く接しない子は64・3%が「友達がいじめられているのを見ると腹がたつ」と答えたが、6時間以上接するグループは33・3%だった。「友達とうまくやる自信がある」は、接触ゼロの子が78・6%だったが、6時間以上接触は43・6%にすぎなかった。

 「子どもとメディア」代表理事の清川輝基さんは「子どものテレビ依存は親の育児放棄が一因。北欧では親が乳幼児期から子どもとの時間を大切にして、一緒に外遊びや運動をする。日本でも、親子が生き生き動く時間と場所を、社会的に保障すべきだ」と話している。【山本紀子】
(毎日新聞 2007年10月8日 東京朝刊)