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神奈川県内入試事情高校編第17回 学校成績の重要度は /神奈川
全体的にはむしろ増加
前回は二〇〇九年度入試の変更点についてお伝えしました。今回は教育改革後の学校成績の位置付けについてお伝えします。
入試制度改革以前は学校成績がふるわなかった場合、入試当日の得点での逆転は実質的に不可能でしたが、今では後期入試なら当日の結果次第で十分に逆転が可能になりました。現在の状況がどうであれ、心からその学校に入りたくて、それ相応の努力を継続することができるならば挑戦してみる価値は十分にあります。
もちろんこうした当日の結果重視の入試制度にも問題が全くないというわけではありませんが、学力検査重視と独自問題導入を同時に行った横浜翠嵐高校が〇八年の東京大学の合格者数で湘南高校を上回るなど一定の成果はあったといえます。
ただ、このような学力検査重視の傾向を「入試当日での得点が大切なのだから、学校成績『5』や定期テストの高得点は不要」と考えることには問題があります。
確かに絶対評価導入間もないころは、その評価が全体的に上昇し、入試を行う高校側が戸惑っていた時期もありました。しかし教育改革が進み教育への関心が全県的に高まった現在では、学校の先生方の試行錯誤も相まって評価の正確性は大きく向上しているといえます。
また、学校の定期テストも教育改革が浸透していくにつれ、ゆとり教育本格実施以前よりも一般的な基礎学力の定着度を測る素材としての機能を増してきています。
加えて学校で高い成績を取ることは、学力向上だけでなく志望校合格にも形を変えて貢献しています。
入試当日は受験者の実力が伯仲していればいるほど、その志望校の対策をどれだけ行ったかが重要になります。第一志望の高校の入試で一点でも多く取るためには、第二志望以下の学校の対策にかける時間を極力少なくしていかなくてはなりません。
幸いなことに私立高校を併願する場合、今でもほぼ学校成績をメインにして合否が決まるため、納得できる併願校があれば第一志望の学校の入試対策に全力を注ぐことができ、結果的に第一志望の合格率は上がります。
学校成績の重要性は入試制度上は減りましたが、全体的にはむしろ増加したといえるでしょう。中学三年生にとって定期テストはあと数回を残すのみとなりましたが、全力で頑張ってみることは依然、大切なのではないでしょうか。
今回のポイント
◆教育改革が進み評価の正確性は大きく向上
◆基礎学力の定着を測る素材としての機能に
(湘南ゼミナール経営企画室・坂井 佐武郎)
(神奈川新聞2008年8月18日)
この神奈川新聞の記事は2007年11月27日に第1回目が始まって以来今回の第17回になりますが、神奈川県内の高校受験について 重要な情報が満載なのでご紹介します。
この神奈川新聞の連載記事を読みたい方は、
「神奈川新聞ホームページ カナコロ」→ 「県内入試事情〈高校編〉 」で全部読めます。
時間のあるときに読んでみてはいかがでしょうか。
ただ記事の内容で疑問点やわからない部分があったら、一人合点しないで必ず学校の先生に相談してくださいね。
成績評価の絶対評価や相対評価について詳しく知りたい方は、
『ウィキペディア(Wikipedia)』の「成績評価」が参考になります。
夏休みも終盤に入り受験モード全開ですね。体調に気をつけて志望校合格目指して頑張ってください。
神奈川県の公立高校や私立高校の高校偏差値や学校のホームページは、『神奈川県高校偏差値』でご覧になれます、参考にどうぞ。
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